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一周忌の法要のお返しに適した品物

一周忌の法要のお返しに適した品物

一周忌の法要のお返しに適した品物

亡くなってから1年目の同月同日、親族や知人・友人などを招いて行う一周忌。その法要では施主が参列とお供えへのお礼として、「お返し」をします。お返しとなる引き出物にはどのような品物が適しているのか、どのような形で渡すのかなど、一周忌の法要のお返しについて解説します。

一周忌のお返し(引き出物)の基礎知識

一周忌など年忌法要を行ったときには、参列する側は法要への参列と金品のお供えをして、喪家側は会食と引き出物でお返しをするというのが一般的です。

お供えとお返しは、香典と香典返しの関係と似ていますが、四十九日を過ぎると香典とは言いません。また、香典返しはよく「半返し」と言われますが、一周忌では会食と引き出物を合わせてお供えと7割~同額以上になるようにします。まず、これらを基礎知識として覚えておきましょう。

一周忌のお返し(引き出物)にはどんなものを選べば良い?

では、一周忌のお返しの引き出物はどのようなものを選べば良いのでしょうか。選ぶときのポイントを見てみましょう。

消えものであること

一周忌のお返しは祝いごとではないので、あとに残らない消えものを選ぶのが良いとされています。消えものとは消耗品・実用品や食べ物のことです。例えばタオルのセット、洗剤セット、お茶、コーヒー、紅茶、海苔、クッキーなどの品物がよく選ばれます。

持ち帰りやすいもの

当日、手土産として持ち帰ってもらうので、あまり重いもの、かさばるものは避けるのが無難です。タオルやお茶などがよく選ばれるのはそのためでもあります。最近では自分でほしいものが選べるカタログギフトも人気があります。

また引き出物に加えて、お膳のお裾分けとして引き菓子を添えることもよくあります。

一周忌のお返し(引き出物)の渡し方

一周忌の引き出物に使用する掛け紙の表書きは、上段に「志」または「粗供養」または「一周忌」と書きます。下段は施主名か「◯○家」と書きます。

掛け紙は、祝いごとなどで送るときの「のし紙」と同様のものです。ただし、のし紙の場合とは違って、裏側は左の紙を上にして(左前の状態)かけます。掛け紙は蓮の絵が入ったものは仏教で、蓮の絵が入っていないものは他の宗教共通に用いることができます。また、掛け紙に付ける水引は黒白または双銀、藍銀の結び切りにします。大阪、京都、神戸、奈良などでは黄白の水引も用いられます。

引き出物の渡し方は地域などによって違いがありますが、持ち帰りやすいように袋に入れ、会食の最後に施主が挨拶をしながら配るというのが一般的でしょう。料亭やホテルで会食を行うときは、あらかじめ席にセットしておくこともあります。

また、法事・法要を欠席して供花やお供えだけをいただいた相手には、お礼状を添えて品物を送ります。さらに、法要の後に会席を設けないときは、折り詰めの料理、お酒などを用意して引き出物と一緒に渡します。

一周忌では法要だけでなく、会食やお供えのお返しについても準備をしておかなければなりません。お返しにも適した品物を選ぶ必要があるため、スケジュールに余裕を持って、早めに準備に取り掛かりましょう。


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