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お墓選びの基礎知識

お墓選びで考えるべき5つのポイント

お墓選びで考えるべき5つのポイント

墓地や霊園はどのようなことを基準に選べば良いのでしょうか。安易な選択をしてしまうと自分が思っているようなお墓を建てられなかったり、長年利用する間に不満が募っていくことにもなりかねません。お墓選びをするときに、ぜひ押さえておきたい5つのポイントについて解説します。

自分の宗旨・宗派が利用できるか

墓地選びをするときは、まず宗旨・宗派による規定がどうなっているかを確認する必要があります。宗旨というのはそれぞれの宗教の教えのことを指します。また宗派とは、同じ宗教の中で教義によって分かれた分派のことを指します。

宗旨・宗派に関する規定については、墓地や霊園のチラシ、パンフレットに書いてあります。「宗教不問」となっていれば、仏教でもキリスト教でも宗教は一切問わないという意味です。

「在来仏教」とあれば、浄土宗、浄土真宗、天台宗、時宗、真言宗、臨済宗、法相宗など日本に昔からある仏教宗派であれば受け入れるということです。「宗旨・宗派不問」とある場合もほぼ同様で、在来仏教であれば問題なく利用できるはずです。

墓地の立地条件

立地で最も気を付けたいのは交通の便です。遠い場所、アクセスが悪い場所にあるお墓は、年月が経つにつれだんだんと足を運ぶのが億劫になっていきます。なるべく近くて、車だけでなく、電車やバスでも行きやすいところを選びたいところです。

また高齢になると、長く急な石段や坂道は大変になりますし、駐車場から墓地との距離が長いと、そのことも足腰に堪えます。

さらに今は景観が良くても、近い将来に大きなビルなどができて見通しが悪くなる可能性もあります。周辺の環境は先々のことも考えてチェックするようにしましょう。

墓石の規定の有無

民営の墓地では、墓石を購入する際に石材店を指定されることが少なくありません。また、墓石の大きさや形についても規定が設けられていることがあります。このことは、指定石材店であればそのお店に任せておけば規定に合ったものを提案してもらえるので、選択が楽だとも言えます。

ただ、墓石について希望の大きさ、形がある場合は、そのことを伝えて建てることが可能なのかどうかを墓地に確認する必要があります。指定の石材店の有無も調べておきましょう。

施設の設備・管理体制

墓地に備わっている設備も気になるところです。トイレや休憩所は清潔できれいか、掃除用具置き場やゴミ捨て場はどうか、水はけは良いなどかもしっかり確認しましょう。車椅子でも移動しやすいようなバリアフリーが完備されていればなお安心です。

加えて、墓地の経営状態も調べてみてください。特に新しく作られた霊園などは、経営母体がどんなところなのか、評判はどうかも知っておきたいところです。ネットの口コミを参考にしてみたり、現地に見学に行ったときに、お参りに来ている人にそれとなく様子を聞いてみるのもひとつの方法です。

お墓にかかる費用

お墓を建てるには、墓地の永代使用料と墓石工事費(石材費+石材加工費+工事費など)を合計した費用がかかります。

永代使用料とはその墓地を代々使用する権利を得るための費用で、簡単に言えば土地代のことです。永代使用料は都心ほど高く、都心を離れれば安くなります。墓石工事費と永代使用料を合計した金額は、あくまで目安ですが、150万円〜300万円ほどになるでしょう。

また、墓地を購入すると毎年管理料を支払うことになります。管理料は共有スペースや水道料金などに使用される費用で、マンションの管理費のようなものです。年間管理料も所在地によってバラツキがあり、区画の広さでも金額が変わります。

総額にするとかなり高額になるので、永代使用料と墓石工事に利用できるローンを利用する人も増えているようです。

お墓を選ぶときは、上記5つのポイントに着目して検討をしましょう。事前に聞きたいことを整理しておき、現地に足を運んで自分の目と耳でチェックポイントを確認してみることが大切です。