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法要の案内状の送り方

法要の案内状の送り方

法要の案内状の送り方

法要の案内状は誰に向けて、どのような内容の文面を書いて送れば良いのでしょうか。法要の案内状に書く内容と、送り方についてご紹介します。

法要の案内状は誰に出すもの?

法要の案内状を出す相手、すなわち出席を依頼する人の範囲は、一周忌くらいまでは親族に加えて、町内の人や親しい友人などを含めることが多いでしょう。職場の同僚、お葬式の際に香典をいただいた人などにも連絡をすることがあります。

ただ、一方で家族だけなど狭い範囲で留めるケースもないわけではありません。地域や家庭によって差があることなので、相談ができるようであれば親戚にも聞いてみましょう。身内で行う場合は親戚などに「家族で無事、法要を済ませました」という旨の手紙かはがきを出して報告するのがマナーです。

法要の案内状に書く内容

法要の案内状には、一般的に以下の内容を書きます。

挨拶文

最初に挨拶文を書きます。「謹啓」「拝啓」など頭語から始めるのが一般的で、その場合は文章の最後に「敬具」など対応する結語を入れます。頭語に続けて「時候の挨拶」と「法要を迎えられることへの感謝」を書きます。時候の挨拶は文例を参考にしても構いませんが、区切りの法要を迎えられることへの感謝はできるだけ自分の言葉でつづりましょう。このとき、一周忌までの書状は、おめでたい言葉や「喜ぶ」「慶ぶ」という表現を使うのは不適切です。代わりに察するという意味の「拝察申し上げます」などの言葉を使用してください。

法要の日時、場所

挨拶文の後に、法要の案内をする文章を書きます。いつ、誰の「◯回忌」にあたる法要を執り行うのかを述べましょう。故人の名前の前には、「亡父」など施主との続柄を入れます。その後に、出席を賜りたいとの意向を告げて、結語を添えます。さらに、日時と場所に関しては「記」として、分かりやすく箇条書きで明確に内容を示します。場所は菩提寺で行う場合や、自宅に僧侶を招いて行う場合があるので、間違いのないよう記しましょう。

施主の名前と連絡先

日付と、施主の名前、連絡先を書きます。なお、施主と故人で姓が異なる場合は、「亡義父」などと書いた下に個人の名前をフルネームで書きます。普段会う機会の少ない親戚にもはっきり施主との続柄などが分かるようにしておきましょう。

法要後の会食の案内

最後に、法要後の会食の席を設けることについて書きます。そして、出欠席をいつまでに知らせてもらいたいかも書き添えます。

文例

以下、文例を挙げておきます。

謹啓 厳寒の候 皆様方にはご壮健のことと拝察申し上げます
さて 来る○○月○○日は 亡父 ○○○○の○回忌にあたります
つきましては 左記の日程にて法要を営みたく存じます
ご多用中誠に恐縮でございますが 何卒ご出席を賜りますよう ご案内申し上げます 敬具

           記
日時 平成○○年○○月○○日 午前○○時より
場所 ○○○○○寺
     住所 ○○○○○○○○○○○◯
     電話 ○○○(○○○)○○○○

平成○○年◯月
○○市○○町○○○○○○○○○◯
電話  ○○○(○○○)○○○○
                 山田一郎

なお 法要の後 近くの○○○にて別席を設けております
お手数とは存じますが○○月○○日までに同封のはがきにて ご都合をお知らせくださいますようお願い申し上げます

法要の案内状では、必ず行頭をそろえること、「、」「。」などの句読点は使用しないこと、という決まり(マナー)があります。そのため、「、」の代わりにスペースを入れて対応します。

法要の案内状の送り方

法要の案内状は、封書に案内状とともに、出欠確認用の返信はがきを同封するのも忘れないようにしましょう。このとき、封筒には二重封筒は使用してはなりません。なぜなら二重封筒は、「同じことが二重になる」つまり不幸が重なるという意味合いを持つからです。最近では、往復はがきを使った略式の案内状を送る方も増えてきました。

法要の案内状を作成する際は以上を参考にして、参列者の方々にお送りください。法要の案内状の印刷を業者にお願いする場合は、文面から相談してみても良いでしょう。


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