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墓石の基礎知識

お墓周辺に生える雑草はどうしたらよい?

お墓周辺に生える雑草はどうしたらよい?

先祖代々守り継がれてきたお墓は、故人を大切に思う気持ちの象徴。お墓参りに行く時だけではなく、常に綺麗な状態を保つことが大切です。中でも、お墓周辺の雑草対策は見落とされがち。お墓参りの度に、家族総出で草むしりをする人も多いのではないでしょうか。雑草は、一度強く根付いてしまうと完全に除去するのが難しくなるため、雑草の成長を防ぐ対策が欠かせません。そこで、今回は具体的な雑草対策をご紹介していきましょう。

雑草対策を行う必要性

放っておけばぐんぐん成長し続ける雑草は、辺りの景観を悪くするだけではなく、害虫の繁殖などさまざまな不利益をもたらします。

最近では、お墓を管理する人が居なくなり「無縁墓」となるお墓も少なくないのが現状ですが、そうしたお墓の周辺では大人の背丈に迫る雑草が生い茂っていることも珍しくなく、隣接するお墓はもちろん、敷地全体の環境を悪化させる要因となってしまいます。

雑草を介し墓石に有害物質が付着する可能性も否めません。それらが原因で、墓石の劣化を早め、ひび割れを起こすケースもあるでしょう。常日頃から穏やかな気持ちで故人と向き合うためにも、お墓参りに行かない時期であっても綺麗な状態を保てるよう対策を行う必要があります。

雑草が伸びやすいのはいつ?

雑草は、5月のゴールデンウィークから梅雨が明ける7月頃が最も急速に成長すると言われています。この時期の雑草は、根張りが強く簡単には引き抜けなくなり、誤った抜き方をすると土の中に根が残ってしまうこともしばしば。

また、花が咲き種が飛ぶようになると、さらに雑草が増えるという悪循環に陥ります。そのため、お盆(8月)とお彼岸(3月)には、毎年欠かさずお墓参りに行き、お墓周辺を綺麗に掃除していると言っても油断はできないのです。

お墓周りの雑草対策としてできること

お墓周辺の雑草対策には、以下のようなものが挙げられます。

・定期的に草むしりをする

お墓参りをする時期に特別なルールはありません。お盆やお彼岸以外にも、定期的にお墓を訪れお墓周辺に生える雑草を抜いておくのが、最も安価で安心な方法です。

・※防草シートを敷く

あらかじめ雑草を全て取り除き、その上から防草シートを被せ上から玉砂利を撒きます。防草シートが日光を遮断するため、雑草が生えにくくなります。効果を持続させるには定期的に防草シートを取り替える必要があります。

・※除草剤を撒く

除草剤を撒くと、1週間〜10日程度で雑草を枯らすことができます。ただし、除草剤に含まれる有害物質が墓石に付着すると、変色、サビ、ひび割れなどを起こす場合があるため、充分な注意が必要です。

・※玉砂利を敷く

地面に直接種が落ちないよう敷地に玉砂利を敷き、雑草が生えにくくする方法です。敷地面積が広いと、費用が割高になってしまうデメリットがあります。

・※固まる土を敷く

セメント用に固まる土を敷くと雑草が生えなくなります。ただ、効果が弱くなった場合は、その都度土を入れ替えなければいけません。

・※コンクリートを敷く

コンクリートを敷いた部分には、ヒビが入った部分を除き雑草が生えなくなるので効果的です。

業者にお墓のクリーニングを依頼する

「お墓クリーニング」あるいは「お墓参り代行サービス」などを専門とする業者に依頼し、墓石の掃除と合わせて雑草を抜いてもらう方法です。

※除草剤散布、固まる土、玉砂利など、手作業以外の方法で雑草対策を行う場合は、念のため管理者に相談し許可を得ておくようにしましょう。また、土や砂利の運搬は、身体に負担のかかる作業ですので、迷わず専門の業者に依頼することをおすすめします。業者によって作業内容が異なるため、墓石の掃除や雑草除去が含まれるかどうかを確認しておくと安心です。